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経営者に役立つ企業経営のノウハウや、事業承継の最新情報を分かりやすく解説します。

「中小企業はSWOT分析を導入しよう」

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事業承継を行う際には、先代経営者が作り上げた事業価値源泉を明らかにする必要があります。

その際、経営学で最も有名な分析フレームワークである「SWOT分析」を活用することとなります。

【強み】

自社の○○の強みを活かし、迫りくる△△の脅威を○○のチャンスに変え、結果的に自社の××の弱みが○○で克服される・・・

このように事業戦略を立案することが、SWOT分析の狙いです。

~事例~

「自社の既存客高歩留率の強みを活かし、迫りくる規制緩和の脅威を店舗展開のチャンスに変え、高齢社員をマネジメント力として活用し、弱みを克服して成長戦略に向かう」

では、自社の「S:強み」は何でしょうか?

「S:強み」は、なかなか書き出せないテーマですが、参加者には、何でも自由かつ気軽に、1件1シート(四角の付箋紙を使うとよい。)の形式で、出来るだけ多く書き出してもらいます。

次に、書き出されたシートを同じ意味合いの同じグループごとに分類します。この段階では、活かし方や経営課題に対する効果などを意識した優先順位は考えず、単に「S:強み」を抽出だけに留めておきます。

SWOT分析の参加者は作業を真剣に取り組んでしまいそうですが、参加者が気軽に楽しむことができるような雰囲気作りが大切です。反面、だらだらしないように3名から6名でチームを構成します。

書き出し60分、その後にグループ内の議論30分、そしてメモ整理20分程度を目安に進めるとよいでしょう。

【弱み】

SWOT分析の中で社員が最も自信をもって書き出す課題が、内部要因である、この「W:弱み」です。

上司・同僚の「W:弱み」を指摘する場合、お互いに言いづらいこともあるでしょう。しかし、いかなる形にしろ、決して批評、非難や否定を厳禁として、参加者には自由に書き出してもらうことが大切です。

例えば、実際には以下のような「弱み」が挙がってくることでしょう。

① 商品力が弱い
② 高齢者ばかりで活気がない
③ 景気が悪い
④ 資金力がない
⑤ 営業力がない
⑥ 社長は高齢だが後継者がいない
⑦ 設備が古い
⑧ 主要取引先が不況だ
⑨ 粗利益率が厳しい
⑩ 固定費負担が大きい


表現が異なってもこのような分類のものが多く見られます。この事例では③と⑧は外部要因になりますので(「T:脅威」に分類されます。)、いったん外します。

そして、データとして同じ意味合いのものをグループに分類したところで留めておきます。

「W:弱み」を列挙してみますと、とても情けない会社であるかのように見えますが、このような経営資源の乏しい会社に活路を見出すことこそが、SWOT分析の目的であると考え、悲観的にならないようにしてください。

【機会】

SWOT分析の中で最も書き出せない課題がこの「O:機会」です。これを日常的に考えている社員の数が会社の成長要因といえます。

この課題と次の「T:脅威」の抽出は、外部要因の視点で書き出しますが、「T:脅威」を「O:機会」と捉える人、その反対の人がここで出現します。どちらが正しいかということはありません。前向きな人が「T:脅威」を「O:機会」と捉える傾向にあるかもしれませんが、感じ方によってどちらにもなります。

したがって、ここでの抽出も深く考えずに、人それぞれ自由に書き出す感じでよいでしょう。

【脅威】

ここでは「T:脅威」を「O:機会」に変えるために、先ず「T:脅威」の具体的な内容を知ることが大切です。

書き出しの際の留意点は、重要性を考えずにフランクに書き出すことです。業界の環境予測もヒントになります。重要性や優先順位は次のステップで探ることになります。

主要取引先企業の中国生産化を「T:脅威」として捉えるならば、これに対応すべき内部要因の「S:強み」と「W:弱み」の課題が出され、さらに思考が発展して追加事項が出てくることもあるでしょう。または、その影響による次の「T:脅威」が想定されることもあり、それこそが「O:機会」につながる発見となり得ます。

SWOT分析は年に一度でいいですから、ぜひ幹部全員を集めて、取り組んでみてください。多くの意見を集約することで、実効性の高い事業戦略を立案することができるはずです。


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一橋大学大学院商学研究科修士課程修了(経営学及び会計学専攻)、監査法人、投資銀行にて多数の事業承継を指導
公認会計士、税理士、中小企業診断士、国際公認投資アナリスト(日本証券アナリスト協会検定会員)
日本公認会計士協会経営研究調査会「事業承継専門部会」委員。

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